コロナが始まってから考えていること
コロナのパンデミックが始まってから早1年半くらいでしょうか。
僕は基本的に風邪や病気に対して何の感情も生まれないので、コロナというウイルス(が本当に存在していたとして)自体に対しても何にも感じません。
ただそれに対しての人や国の対応に対してたくさん思うことがあります。
コロナに対して本気で恐怖を感じている人、陰謀だと思う人、人ごとに捉えている人、ラッキーだと思っている人、、
多分人の数ほど考え方はあるのではないかと思います。
僕がコロナというものに対して思うことは、選択する時期だということです。
僕はワクチンを会社の中で誰よりも先に打ちました。
側から見ればちゃんとコロナ対策しているとか、アンチからすれば愚かなことをしたとか思う人もいます。
僕はどちらの感覚でもないです。僕がワクチンを打った一番の理由は、シドニーという社会で生きていくためです。
ワクチンが毒だろうがただの水だろうが僕には関係ありません。
政府がワクチンを打つことを条件に今までの自由を戻すというルールを決めたからです。
きっとワクチンを打った人だけが国外に行く権利が与えられる日も本当に来ると思います。
管理社会が更に管理されていくんでしょうね。
それを感じ取った上で、ワクチンを打ちました。
僕はどちらかというとアンチワクチンです。全員純粋無垢にこの世界に生まれたのに、生きる条件が異物混入させることだなんてあり得ないです。
自分の中のダブルスタンダードに整合性を持たせたいとやっぱり思ってしまう自分もいて、何かできないか色々考えましたが、結局その他大勢の僕には何もできない。
長いものに巻かれた上で自分の幸せを探すしかない。
そう思っています。
力強くアンチとしていきたい自分もいます。
でもそれ以上に、日本にいる家族、シドニーでの生活、自分の今持っているもので最大の幸せを手に入れるには、自分の意見を殺す以外に思いつきませんでした。
今回のことを考える度に切ない気持ちになります。
人はいずれ死ぬし、その短い人生で少しでも多くの幸せを感じたい。
何が正しいかわからないけど、全部を手に入れられないなら一つでも多く手に入れる方法でいくしか考えられない。
この先どんな世界になって行くんだろう。
どうしてこんなに人を暗くするようなことをするんだろう。
もっと実生活のことを言えば、オーストラリアは今ロックダウンによって仕事ができなくなった人に対しての保障があります。恐らく大半の雇用者は普段働いている分以上もらっています。
仕事ができないからもらっているはずなのに、そのせいで働きたくないという人が増えています。本来なら(法律的にも)解雇でいいのに、今会社は人の取り合いだから辞めさせることもできない。
最近はプロテストがかなり激化しています。名目はアンチロックダウンですが、本当は逆なんじゃないかと思っています。
本当はロックダウンなんて終わってほしくないんだと思います。
働かなくても働いた以上にお金がもらえる人がいるわけで、短絡的に考えればラッキーこの上なしです。
人がどんどん人じゃなくなっていく。
きっとここは踏ん張りどきなんだと思います。
僕はきっと勝ち組にはなれないけど絶対に乗り越えていきたい。
檻の中で飼われていたとしても、せめて自由だと感じられる瞬間が欲しい。